RAD環境はチーム開発では使いません

RAD環境とは、VisualStudioや、Xcode,Kylixなどです

これらのツールは小規模開発や、個人のツールとして、ソース管理もメイク管理もできて良いのですが、大規模になりメンバーも増えていくと連携できなかったり、別途プロジェクト管理、ソース管理などの導入もあるので使えなくなります。ただし、モバイルアプリなど、完全にツール指定される場合を除きます。

もちろん例外的に使うプロジェクトもあるでしょう。また大規模なソース管理機能を含むエンタープライズ環境もあることはありますが・・・

Unix(macOSを含む)やLinuxの環境で制作環境を構築できるのであればコストはかかりません。

実は、VisualStudioやXcodeでも内部的に呼び出すツールがある

それは、makeというコマンドで、makefileという生成規則ファイルを用意することで、ソースの数が多くてもプロジェクトメンバー数が多くても問題なく、ソフトウエアを生成できます。

従って、多くのチーム開発のプロジェクトでは、このメイク環境の構築をしっかり理解できることが要求されます。つまりツールに頼らずに、直にこのコマンドをつかい、巨大なソフトウエアの構築も可能にします。

3大OSで共通の環境を構築できるmakeの章も製作中です。

実際のプロジェクト(スクリプト言語による開発は除く)では、このmakeを使いこなせなければならないので。基本的なことをマスターしていただきます。

※)この動画講座(Udemyのコース)は年内に完成予定です